まなみ1才9ヶ月:母子で


その1 〜母子4組で行く!〜

 最近、私は娘と2人でランチをするというチャレンジを重ねております。まだまだ赤ちゃんだった頃はスターバックスにベビーカーごと入ってコーヒーを飲んだりしていました。でも、今となっては、パワーが有り余り、そして、現場状況がまったく読めない1才児を連れてゆっくりお茶などは飲めまい・・と思っていたのですが、やってみると、案外できる(ただし、短時間)。お友達とみんなで子連れランチはよくやっているけれど、2人きりでもできるかなあ?と思って、手始めに1才6ヶ月健診のあと、東八沿いのネイチャークラフトガーデンへ。以前はなかったけれど、今は子供用イスもあるし、ブッフェスタイルなので、その日のメニューによっては取り分けも簡単。お天気が良くて、食事のあとお庭で遊べたりしてとてもいい感じ・・。味をしめた私は先日三鷹駅近くのDALIES cafeへ。子供用ソファ(?)みたいなイスもあり、カップ雑炊メニューが子供にはぴったり(濃味がたまにキズ)。公園へ行っておにぎり食べたり、ファミレスに入ったりしていたけれど、もっともっと行けるところがあるもんだ!と思っている今日この頃、母子2人旅もそろそろできそうです。

 と、その前に、近所のママ友達と連れ立って、子供を連れて温泉に行くことになりました親子4組です。熱川温泉に行ってきました。去年、伊豆高原にスーパービュー踊り子号という電車に乗って行き、この「子供室」という車両がクセになりそうなくらいイイ!とお伝えしましたが、本当にクセになり、今回も利用した次第です。一車両、プレイルームみたいな部屋になっているので、親子ともどものびのびと過ごせて、ほんとに気楽です。でも、上階(子供室は二階建て車両の1階部分)のお客さんに声が届くことが今回わかりました。子ナシでスーパービューに乗るときは、「子供室の上はいやです」と席予約の際にリクエストしたほうがいいと思います・・・。

 1日目、9:45に武蔵境駅に集合し、東京駅へ。東京駅でお弁当を買ってベビーカーを連ねて乗車です。子供室で大騒ぎして熱川に着き、そのまま徒歩でバナナ・ワニ園を見ました。レッサーパンダもたくさんいて楽しめましたが、園内に階段が多く狭くとても難儀しました。レストランでフルーツのおやつを食べてから、ホテルの送迎バスに駅まで迎えにきてもらってチェックイン。早速お風呂に8人でワイワイと入りに行き、夕食はお部屋でにぎやかに(とってもにぎやかに)食べ・・・ここまでほとんど昼寝もせずに爆進してきた子供たちはKO寸前。ダッシュで食べさせ、食べて、布団をひいてもらい、寝かしつけ!!その後は交代でお風呂に入ったりしながらみんなでビール飲みました。しかし、興奮しすぎて眠りの浅い子供たちに4人全員で語る時間は短かった・・。後編へ続く。
このページトップへ

2006年1月号

その2 〜母子4組で行く!つづき〜

 2日目は、いちご狩りへ!熱気ムンムンのビニールハウスの中で、いちごを食べまくり。子供の手が届くし、簡単に食べられるいちごは、数々のフルーツ狩りのなかでも、もっともオススメかも(あ、でも、三鷹市内でも体験できるブルーベリー狩りも良かった!!)。

 いちご狩りのあと、時計を見ると、予約した帰りの電車の時間には3時間以上ありました。食事したとしても時間が余るし、どこか他に行きたいところも思いつかないので、1本前のスーパービューに変更して帰ることにしました。ちなみにJRは、乗車時間前なら、1回まで手数料ナシで変更が可能です(変更2回目以降は手数料がかかる)。私が代表してクレジットカードで切符を買っていたのですが、変更手続きを申し出た窓口がカード対応不可だったので、“変更証明書”だけ発行してもらって、武蔵境に戻ってから、購入した窓口で払い戻しの手続きをしてもらう必要がありました。

 出発まで、駅前の足湯につかり、ホームに立つ私たち。背中に疲れが見えますか?えぇ、それは疲れます・・。でも、どうしてこうして母子旅行に出かけるのか(実はママ友との母子旅行は今回で3回目)??
夫と一緒の家族旅行はもちろん楽しいですが、旅行中、食事したりお風呂にはいったり寝かしつけたりしてるときに、夫に対して、「なんでそんなにのんびり食べてるのよ!」とか「温泉くらいゆっくり入らせてよ!」とか「たまには寝かしつけてよ!」とか、夫の動向がいちいち気になり、自分の境遇(?)と比較して、腹を立たせてしまうことがあります。でも、みんなが同じ行動をとらざる得ない母だけの場合、「同志」みたいな気持ちになるので、余計な腹は立たないし協力しあえたりして、大変なんだけど、案外気持ちよく楽しく過ごせるものです。そして、子供たちも大勢でほんとに楽しそう。1日中一緒にいて、親ではない他の大人にも遊んでもらったり、怒られたりすることもきっといい体験。保育園っ子のまなみなので、そんなふうな体験は日々しているけれど、でも、旅はイイ。母たちの思い出づくり、チャレンジのあとの達成感、リフレッシュ、そんなことを求めて・・・こんどは飛行機に乗ろうね!と約束するママたちでした。

 帰りの席は1両目の一番前で、席から運転席&目の前の風景がガラス越しに見ることができる、これぞウワサの「スーパービュー席」で、親のほうが大興奮!(写真は席から撮った目の前の風景です) でも、最初は目を輝かせていた子供たちも、やっぱり飽きて、すぐに子供室へ。みんなで折り紙しながら車窓から見える海を眺めるのでした。
このページトップへ


2006年2月号


 「赤ちゃんを連れて旅にでよう」トップへ コラムトップへ