第七回

「akkoのマクロビスウィーツ講習会&おうちcafeのすすめ♪」


最近ナチュラルスイーツの講習会をさせて頂く機会に恵まれました。

ナチュラルスイーツとは精製された砂糖やバター・卵・乳製品などの動物性食品を
一切使わないで作るお菓子のことです。低カロリーで体と心にとっても優しい
このお菓子は小さいお子さんや授乳中のママにおすすめです。
作り方はどれも簡単なものですのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


ある日の講習会でのお菓子です。

「よもぎと小豆のケーキ」 焼き菓子の基本レシピに甘く煮た小豆とよもぎを加えて風味良く焼きました。
■材料(18pパウンド型1個分)
画像をクリックすると大きいサイズでご覧いただけます。


無調整豆乳 100gほど
甜菜糖 1/2カップ
菜種油  1/4カップ

A 
全粒薄力粉
(なければ普通の薄力粉でもOK)
60g

無漂白強力粉
(なければ普通の強力粉でもOK)
60g


自然塩  ひとつまみ
ベーキングパウダー
(アルミ不使用のものがおすすめ)
小さじ1と1/2

よもぎパウダー  5g
アーモンドプードル  40g

ゆで小豆 1カップ
(ご自分で炊いたものがおすすめですが市販のものでもOK)


■下準備  
1. ゆで小豆の美味しい作り方。
小豆 1カップ、 昆布 2〜3p、 甜菜糖1/2カップ、 自然塩 少々
圧力鍋(または厚手の鍋)に1時間ほど水につけておいた小豆と水2カップ、昆布を入れて火にかける。
圧がかかってから20〜30分煮て、圧がぬけたら水分がなくなるまで(小豆がやわらかくなるまで)煮る。
甜菜糖を加え焦げないように水分を飛ばしながら煮て最後に塩を加える。
2. 型に敷き紙を敷く。
3. オーブンに170℃の余熱を入れておく。

■作り方
1. ボウルにAの粉類をふるい入れ泡立て器でよく混ぜ合わせる。
2. 別のボウルにBの液体を入れ泡立て器でよく混ぜ合わせる。
3. 1のボウルに2を加えゴムベラで底から生地をすくいあげるようにしてさっくりと混ぜる。半分ほど混ざったら小豆を加えてさらにさっくりと混ぜる。
4. 型に流し入れて170℃のオーブンで30分ほど焼く、竹串を刺してみて生地がついてこなければ出来上がり。
5. 型に入れたまま粗熱が取れるまでケーキクーラーなど(底に熱がこもらないようにするため)の上で冷ます。

■akko風アレンジ
洋風にする場合は甜菜糖をメープルシロップにして、レーズンなどのドライフルーツやクルミなどのナッツ類を加えます。
よもぎパウダーをココアにすればショコラケーキに、かぼちゃやさつまいものマッシュ、すりおろしたニンジンを加えればヘルシーなベジタブルケーキになります。




「水羊羹」 白あんから作りますので無添加の水羊羹が楽しめます。
■材料(作りやすい分量)  かなり多めにできます
白あん
(作り方は下準備を参考に)
 600g
水    400cc
甜菜糖   150g
粉寒天   8g
よもぎパウダー   適量
紫芋パウダー 適量

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■下準備  白あんの作り方。
1. 豆は前夜からたっぷりの水に浸しておく。
2. 圧力鍋や厚手の鍋で豆がやわらかくなるまで煮る。
3. 余分な水分を飛ばしてから甜菜糖を加え、木ベラでよくかき混ぜながら煮詰めていく。
4. すくっても簡単に落ちないくらいの固さに煮詰めたらフードプロセッサーやミキサーでなめらかなペーストにする。
これで白あんの出来上がり。

■作り方
1. なべに水と粉寒天を入れよく溶かしながら3分ほど煮立たせる。
2. 甜菜糖を加えてよく溶かす。
3. ボウルに白あんを入れ2を少しずつ加えて混ぜていく。濃度の違うものは最初は混ざりにくいので少しずつ混ぜていくのがコツ。
4
.
全て混ぜたら元の鍋に戻して弱火にかける。好みでよもぎパウダーは紫芋パウダーを加えて型に流し入れて冷蔵庫でしっかり冷やす。


厚みがあるテンペは半分の厚さに切ると味がよくしみて美味しいです。


サラダ菜などに包んで食べても美味しいです。


テンペの代わりに厚揚げで作っても美味しいです。

■akko風アレンジ
豆は小豆、うずら豆、とら豆、ひよこ豆などお好きな豆でも美味しく出来ます。
白い豆で作ると紅麹でピンク色のもの、青汁パウダーで緑色のものなどきれいなものが出来ます。
流し入れる型をかわいいものにすればちょっとしたおもてなしにも使えます。


「豆腐マヨネーズ」 卵は使わず、お豆腐で作るフレッシュマヨネーズです。
カロリーは普通のマヨネーズの20%ほど!
■マヨネーズの材料(作りやすい量)
A 
木綿豆腐 
(水切り後のもの)
1丁
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大さじ2
梅酢 大さじ1
甜菜糖 小さじ1
白味噌 小さじ1
菜種油 大さじ2


■作り方
1. 豆腐はキッチンペーパーにくるみ重しをして水切りをする。
(水切りの状態によって出来上がったときの固さが決まります。しっかりしたクリームタイプにしたいならしっかり水切りをします。やわらかいホイップタイプなら水切りをしないか絹ごし豆腐の方がいいと思います。)
2. Aをフードプロセッサー(またはミキサー)でよく攪拌する。
3. オイル注入口から菜種油を少しずつ加えます。
4. ミキサーでも代用出来ます。とにかく混ざればいいのです。

■akko風アレンジ
豆腐マヨネーズ+カレー粉・・・・茹でたジャガイモに和えます。
豆腐マヨネーズ+わさび+醤油・・・・アボガドに和えます。
豆腐マヨネーズ+すりゴマ+醤油・・・・茹でた緑の野菜(ブロッコリーなど)に和えます。
豆腐マヨネーズ+シナモンシュガー・・・・ふかしたサツマイモを和えますとデザートサラダのようになります。
普通のマヨネーズよりもあっさりしています。賞味期限は3日くらいです。


「akkoのおうちcafeのススメ♪」

体に良い健康食をおもてなしにも使えるレシピのご紹介をしてきましたが、今回から新たに簡単に出来るテーブルコーディネートのご紹介もさせて頂くことになりました。

私の場合ですが子供が小さいし家計的にもブランドものの食器を揃えることは出来ません。手持ちの食器や小物にほんのちょっと工夫してみるだけですが、それでもおもてなししたいという気持ちを込めればそれなりに見えると信じています!!



今回はお茶会をした時のカップ&ソーサーとお菓子の取り皿を気軽にまとめたものをご紹介します。

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お皿を重ねるだけではなくナプキンを三角に折ってはさむことで、お皿同士がカチャカチャしないしちょっとおしゃれに見えるような気がしませんか・・・・?
ナプキンの折り方は簡単なものから難しいものまでたくさんありますが、これならただ三角に折るだけです。布のナプキンでなくても紙のナプキンは安くてかわいいものがたくさんあるのでおすすめです。

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もうひとつはナプキンをお皿の上で王冠のように折る方法ですが、これは平面的なテーブルの時にナプキンで立体的に見せることができるお助けもので私もよく使っています。
ナプキン一枚でなんとなくおもてなし度がグ〜ンとアップしますので、まずは気楽に紙ナプキンから始めてみて、一番簡単な折り方でご利用されてはいかがでしょうか?

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by akko

2005年7月号

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