第八回

「マクロビオティックでお誕生日パーティ♪」


娘の三歳の誕生日にマクロビオティック友達をお呼びして誕生日パーティをしました。

今回はその時に作ったお料理とスイーツをご紹介しますね。
スイーツは講習会でもご好評を頂いた「豆腐のチーズケーキ」です。
とても簡単にナチュラルスイーツが作れるのでお試し下さいね♪

また、レシピ紹介のほか、「akkoのおうちcafeのすすめ」と題して
おうちで簡単にできるテーブルセッティングもご紹介します。
今回は「カトラリーの一工夫」です

「お祝い押し寿司」 地味なイメージの玄米菜食もこんなに華やかになりました。
■材料(5〜6人分)
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トッピング
レンコン 10p
梅酢 適量
ニンジン  中一本
だし汁 適量
三つ葉 10本ほど
炊いた玄米
(分付き米や白米でもOK)
三合
玄米に混ぜる物(全てみじん切りにする。)
セイタン 
 (小麦のグルテン、自然食品店で売っています。美味。)
大さじ3
ごぼう
にんじん
戻した干し椎茸
それぞれ
1/2カップほど
白ゴマ 大さじ1
調味料
だし汁 1カップ
醤油、酒、みりん 大さじ2


■作り方
1. なべに調味料(だし汁、醤油、酒、みりん)を入れ、みじん切りにしたセイタン、ごぼう、にんじん、干し椎茸を加え弱火でコトコト煮て味を煮含ませる。
2. 煮汁がほとんどなくなったら仕上げに白ゴマを加えて混ぜる。
3. 玄米に混ぜ合わせ、丸いケーキ型に敷き詰めてラップをかけてギュウギュウと底に押しつける
4. トッピングを作る。
・レンコンは花レンコンに飾り切りをしてから厚さ3〜4oの輪切りにする。
・熱湯でさっと茹でてから梅酢につけてピンク色に染める。
・にんじんは厚さ8oの輪切りにしてから、花形にくりぬき、ねじり梅の飾り切りをする。それからだし汁でやわらかくなるまで煮る。
・三つ葉は熱湯でさっと茹で、茎を結んで形を整える。  
5. 混ぜご飯をお皿にあけて、花レンコンとねじり梅と三つ葉をデコレーションする。

セイタンは結構強いお醤油味がついているので煮汁の塩気は加減して下さい。
ケーキ型がなければ普通に盛るだけでもいいと思います。
セイタンの代わりに挽肉で作れば男性でも美味しく頂けるのでは・・・・




「夏野菜のラタトゥイユ」 煮込むほどに味がしみて美味しくなるので野菜は大きめに切って煮くずれしないようにします。
■材料(5〜6人分) 
たまねぎ   中一個
 くし形に切る
にんじん 中一本
 乱切りにする
なす 4〜5本
厚さ1センチほどの輪切り
 または 半月切り
かぼちゃ 1/4個
大きめの一口大に切る
ズッキーニ 1本
厚さ1センチほどの輪切り
または 半月切り
ピーマンやパプリカ 2個
大きめの一口大に切る
椎茸などのきのこ  1パック
大きめの一口大に切る
トマト缶  1缶

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オリーブオイル 大さじ2〜3
クミンシード  大さじ1
にんにく  1片 
みじん切り
自然塩、胡椒 適宜
ローリエ 1枚

■作り方
1. 厚手の鍋(ル・クルーゼがオススメ〜)にオリーブオイルとクミンシードとにんにくを入れて弱火でじっくり炒める。
2. クミンシードがぱちぱちしてきたらたまねぎ、にんじん、なす、かぼちゃ、ズッキーニ、ピーマン、きのこを順に入れてその都度、油を回すように炒める。
3. トマト缶とローリエを加え、蓋をして弱火でコトコト煮込む。
4. 野菜から出る水分だけで煮て、野菜に火が通ったら、塩胡椒で味を整える。

出来たてよりも一晩置いて、再度火を通すと味がしみて美味しいです。
パスタソースやオムレツのソースとしても大活躍します。
冷蔵庫で冷やすと前菜にもぴったりです。パンに載せて頂いても美味しいです。


「ひじきと水菜の洋風サラダ」 いつものひじきの煮物がおしゃれに変身します。
■材料
ひじき 1袋
水で戻しておく

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にんじん 大さじ2
油揚げ 1枚
油抜きして千切りにする
干し椎茸 2枚 
戻して薄切りにする
出汁
うちのだしは昆布と干し椎茸です
小さじ1
醤油、ゴマ油、粒マスタード、自然塩
お好みで酒、みりん


■作り方
1. なべにゴマ油を熱し、にんじん、油揚げ、干し椎茸を順に炒める。
2. 戻したひじきを加えて全体に油がまわるように炒める。
3. 出汁を加えて中火で煮る。
4. 水分がほとんどなくなったら醤油で味を整える。
5. 冷めたら適量をボールに取り、粒マスタードを加える。
6. お皿に水菜を敷いて、ひじきを盛る。頂くときはよく混ぜて!

ひじきの煮物にヒヨコ豆や大豆を加えるとホクホクの食感とボリュームが増します。。
かぼちゃの種や松の実をトッピングするとcafeっぽいサラダになりますよ〜。

**おとり分けしてみました**


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「豆腐のチーズケーキ」 植物性食品だけで作れるチーズ風ケーキです。今が旬のブルーベリーをふんだんに使ってみました。
■材料(18p丸形1個分) 
木綿豆腐
(水切り後のもの) 
 300g
アーモンドプードル 1/2カップ
甜菜糖 1/2カップ
メープルシロップ 大さじ1
菜種油 1/4カップ
葛粉
(パウダー状にしてから)
大さじ2
白味噌  大さじ1
レモン汁  大さじ2
ブルーベリー 1カップ

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トッピング用のブルーベリー  1カップ
グレイズ 
 アプリコットジャム
 (あれば無糖のもの)
1/2カップ
 リンゴジュース
 (あればオーガニックのもの)
1/2カップ

■下準備
木綿豆腐はしっかりと水切りしておく。水切りがあまいと生地が水っぽくなってしまいます。
オーブンに170度の余熱を入れておく。

■作り方
1. フードプロセッサー(なければミキサーなどの攪拌できるもの)に A の材料を全て入れてなめらかなペースト状態になるまでよく攪拌する。
2. 1を型に流し入れて表面を平らにならす。
3. トッピング用のブルーベリーを上に散らし、170度のオーブンで45分ほど焼く。
4. グレイズを作る。小なべにジャムとジュースを入れ、煮詰め、網でこす。
5. 焼き上がったケーキにグレイズを塗り、冷蔵庫で一晩冷やして生地を落ち着ける。
   
動物性を一切使わないので、小さいお子様や授乳中のママも安心して食べることが出来ます。
甘さはお好みによって増減して下さい。
   
■アレンジのご紹介
ブルーベリーの他にラズベリー・ブラックベリー・クランベリーなどのベリー類でも美味しく作れます。
生地のレモン汁をオレンジ果汁に代えて、トッピングにオレンジのスライスをのせればオレンジのチーズケーキになります。
サツマイモやカボチャのマッシュを加えればよりヘルシーなケーキになります。

**オレンジのチーズケーキです**

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「akkoのおうちcafeのススメ♪」
第二回目はおもてなしをする時の「カトラリーの一工夫」をご紹介します。
スプーンやフォークを置くためにナイフレストをわざわざ用意しなくても、手持ちの小物で「なんとなくおしゃれかも」に見えるようにしています。

■ Case1:リボンやラフィアを使って。 ■

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籐のかごにナプキンを敷いて、人数分のカトラリーを1セットずつ、リボンなどでひとまとめにして入れておきます。こうするとかごの中でナイフやフォークがごちゃごちゃせず、すっと取り出せます。

■ Case2:紙ナプキンを使って ■

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紙ナプキンでカトラリーポケットを作って、ポケットにスプーンなどを1本ずつ差し込みます。カレーランチなどの時は紙ナプキンが大活躍します。

■ Case3:布ナプキンを使って。 ■

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布ナプキンを簡単に折ってお皿の上に置きます。ナプキンの上にカトラリーを置くと、それなりに見えませんか・・・・?
基本はお皿の左右に置くことだと思いますが、こんな風に手持ちの小物で一工夫するとおもてなしの準備がとても楽しくなります。
外でのお茶がゆっくり楽しめない子育て中だからこそ、おうちcafeでお友だちとのおしゃべりを楽しんでいます。


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by akko

2005年9月号

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