「めざせ!スーパーボディへの道!!」トップへ

Step9 ◇◆肩こり背中の痛み徹底撃退エクササイズ◇◆

【エクササイズの前に】
産後の身体は想像以上にダメージを受けています。無理はしないであせらずリラックスしてエクササイズを楽しんでください。呼吸は大きく、動作はゆっくりと行います。痛みや違和感が生じたらエクササイズを中止し身体を休めましょう。
15. 【肩・背中丸ごとストレッチ】左右各10回×2セット
(写真は、クリックすると大きい画像でご覧いただけます)

15-1
[1、スタートポジション]両手にセラバンドを適度な幅で持つ。*バスタオル程の長さで代用可。
腱鞘炎のある場合はゆるめに持ち、腰痛がある場合は膝立ちで行う。

15-2
[2]息を吸いながら
右手を前から上へゆっくりと引き上げる。体側が伸びるのを感じる。
◆呼吸は腕を上げる時に吸い、下ろす時に吐く。

15-3
[3]息を吐きながら
両肘を軽く曲げ背中の筋肉がぎゅーっと寄る様に体の後ろに下ろす。ストレッチなのでゆっくりと呼吸に合わせて行う。
◆腰が反らないように注意。

15-4
4]息を吸いながら
左腕を後方からゆっくり上に引き上げる。この際も肘を曲げる事で背中の筋肉にアプローチでき肩や肘に負担をかけずに行うことができる。
息を吐きながら[1]に戻る。
慣れてくるとスピードが出てしまいがち。ゆっくりじっくり筋肉をほぐす様に動かすのがポイント。


16、【肩・背中丸ごとストレッチ・2】(10往復)

16-1
[1、スタートポジション]両手にセラバンドを適度な幅で持つ。バスタオル程の長さで代用可。
腱鞘炎のある場合はゆるめに持ち、腰痛がある場合は膝立ちで行う。

16-2
[2]息を吸いながら
両腕を前方を通って持ち上げる。左右の高さスピードが同じになるように動かす。
◆呼吸は腕を上げる時に吸い、下ろす時に吐く。

16-3
[3]息を吐きながら
両肘を曲げ後方遠くを通るようにゆっくり下ろし背中の筋肉が寄るのを感じる。
◆腰が反らないように注意しましょう。
[2]→[1]に戻る。

17、【肋骨・体側・背部ストレッチ】(各30秒×2セット)

17-1
息を吐きながら(その後はゆっくりと呼吸は続ける)
左手を上げ体側(脇腹〜肋骨)が気持よくストレッチされるのを感じる。
軽く膝を曲げてもOK。
◆左右行いましょう。

17-2
あぐらorわり座(正座で膝を開く)でクッションor枕に手首を乗せる。
脇の下を床に近づけるように前屈をしてストレッチ。脇の下から肋骨・背中が気持よく伸びるのを感じる。


【肩こり背中の痛み徹底撃退エクササイズ】
育児中の肩こり、背中の痛み、腰痛はとても辛く毎日の生活にストレスを膨らませてしまいますね。
回避する事はなかなか難しいですが、解消法を身につけて日常生活に取り入れてはいかがでしょう。

今回の肩こり背中の痛み徹底撃退エクササイズの最大の共通ポイントは「脇の下を開ける」事です。ただ肩をすぼめたり首を回すだけでは十分ではなく、脇の下を開ける事で肩甲骨が動き、その肩甲骨についている筋肉が満遍なく動いてくれる事で肩こりが解消されるのです。

お洗濯ものを畳んでいる時に、バスタオルをグルグルと回したり足を開いて体側を伸ばしたり、前屈をしてみたり。動作は簡単ですので気軽に楽しんでみましょう。

又、「お姑さんに教えたら肩こりが解消されたと喜ばれ株が上がった」なんて嬉しい言葉もありました。お正月の帰省でちょっとした話の種を持って行くのもいいかもしれませんね。

今年は新しい家族が誕生し素晴らしい日々をお過ごしになったと存じます。
2009年も皆様にとって幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げます。
来年も引き続きスーパーボディを目指して頑張りましょう。

池田浪先生のプロフィールはこちら!


「めざせ!スーパーボディへの道!!」トップへ   「けんこう」トップへ

2009年1月号


イラストは、「Cafe Part2」さんよりお借りしています!