こどもアートクラブ
「今日って何色?」に参加しました!

 7/13(日)10:00〜15:00三鷹市美術ギャラリー主催の「今日って何色(なにいろ)?」に同行取材しました。

 10:05に三鷹市美術ギャラリーのロビーに集合。受付を済ませて、赤・青・緑の決められたグループに分かれます。
 初めて会うお友達なのでみんな緊張気味ですが、1グループに1人のMAG-NETの方がついてくれますし、他にもスタッフの方がいらっしゃるので安心です。
説明を聞いているところ 美術ギャラリーの中での約束事(注意事項)を優しく教えてもらい、出展中の作家・高松次郎さんについてや作品についての簡単なお話を聞きました。
 高松さんは5年前に亡くなられたそうですが、三鷹市に住んでいらした方なので、子供達も身近に感じたことでしょう。
ギャラリーに入っての鑑賞になりますが、子供の様子を見ながら無理のないようマナーを守りながら進んでいきます。
 グループによって進み方は異なりますが、あるグループは1人の子が目隠しをし、作品の前にグループみんなが集まり、目隠しの子以外の全員でその作品について説明していきます。ゲーム感覚なのですが、子供達は知らず知らずのうちに作品をよーく観察し、鑑賞しているのですね。子供達の素直な感覚、作品についての上手な説明、観察力に驚き、その力を引き出してしまうMAG-netの方々の力に感心してしまいました。
作品鑑賞中
作品鑑賞中
移動中  作品を見終えたら、トイレ休憩をとり、バスで三鷹市芸術文化センターに向かい、到着後すぐにグループ毎に順に手洗いをして、ランチタイムです。
移動中
 2階の会議室でお弁当を食べますが、食べる前に大切なお話がありました。それはお弁当の匂いを嗅ぐことと一口目をよく噛みしめて何かを感じること。
ランチ
ランチ
目隠し  食後は軽くゲームのようなことをして、親交を深め、いよいよ午後の部です。
 地下1階に移動して今日一日見たもの、感じたものをモザイクにするのですが、実際の制作作業の前に感覚を研ぎ澄ますゲームをします。
 目隠しをして用意されたものの匂いを嗅ぎ、触り、何を感じたか、どんな色でどんな形なのか言い表します。目に見えない感覚を表現する練習なんですね。
 そしてその後、隣の部屋に移動してモザイクの制作に入ります。モザイクの説明をして、参考になるように点描画を見せてくれて、イメージを膨らませてから作りはじめました。
 「今日の事を思い出して、気分や感じたものを形にしてみよう!」という事です。立ち歩くことも騒ぐ事もなく、みんな集中して静かに作業していました。
 作業中は水分補給やトイレの声かけもしてくれて、安心です。
モサイク製作中
モザイク製作中
モザイク製作  1人10センチ角位のボートに紙粘土をつけ、綺麗に色付けされた卵の殻を砕いて貼り付けて、自分の作品を作ります。最後に全員の作品を集め、相談しながら一枚一枚の位置を決めて参加者全員のモザイク画を1つの作品にします。
 この大作は三鷹市美術ギャラリーのロビーに7/19〜8/3まで展示されますので、各自招待状もつくりました。

 MAG-netの原さんがおっしゃっていた「みんなは見る人だったけど、帰るときは作家になるんだよぉ」その言葉通り立派な作家になりました。
招待状製作中
モザイク完成
 参加した子供たちは全員自信に満ちあふれ、誇らしげな顔をしていたのが印象的です。自分で感じ、考え、形にしていく作業は楽しいはずです。
 美術鑑賞やじっくり何かに取り組む貴重な経験を楽しませてくれたMAG-netの方々、ギャラリーの方々、センターの方々ありがとうございました。
by ぴーちゃん
三鷹市美術ギャラリー
三鷹市下連雀3-35-1
п@0422-79-0033

http://mitaka.jpn.org

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