三鷹市子ども家庭支援センター長:佐伯先生談


タウンプラザで実施している「子ども家庭支援センター」の事業とサービスについて、佐伯先生にお話をうかがいました。
「子ども家庭支援センターのびのびひろば」
0歳から18歳までの子育てに関する
あらゆる相談に総合的な対応をします。
Q: ”あらゆる相談に対応”って、例えばどんな相談にのってもらえるんでしょう?

A: 0歳から18歳の子どものいる家庭内でおこる、あらゆる相談に応じます。

Q: それって、子どもが直接関係していない、家庭内の問題でもいいってことですか?
A: もちろんです。例えば、子どもが直接被害を受けていないDVでも、家庭内で起これば結局は子どもに影響がおよぶわけだから、切り離しては考えられないですよね。

Q: 相談員はどなたですか?何人くらいいるんでしょう?
A: 子ども家庭支援センター長を含めた3人が相談にあたります。
相談員に限りがありますので、来所しての相談には予約が必要になります。

Q: 相談をするには、必ずこちらに来なければならないんでしょうか?直接来るのは勇気がいるって人もいますよね?
A: 内容によっては、こちらから訪問して相談を受けることもできます。まずは気軽に電話してほしいですね。将来的にはインターネットを利用しての相談にも対応する予定です。(佐伯先生はとにかく”気軽に”を連呼されていました)

Q: 子ども自身が相談することはできないんでしょうか?
A: もちろんできます!来所、電話、だけの相談ではなく、メールでの相談でも構いません。相談に対しての返信は、内容が家族の目にふれないようにパスワード付きにする事も現在検討しているんです。もちろん、現在も送信者の名前は個人名にするなど配慮していますから、気軽に相談して下さい。(佐伯先生はとにかく”気軽に”を連呼されていました)

Q: 訪問した場合、どこで相談を受けていただけるんですか?
3階には、子連れで遊びに来る親子もいるし、人目に触れるのはやっぱり抵抗がありますよね。

A: 「相談室」をもうけていますので、そちらでお話をうかがいますよ。

Q: ”相談に総合的に対応”っていうのは、具体的にどうするってことなんでしょう?
A: 内容に応じて、弁護士・精神科医・臨床心理士のような専門窓口を紹介することももちろんだけれど、一番は、相談を受けた担当者と相談者が常にいっしょに動いて、問題をたらいまわしにせずに関連機関と連携しながら対応していくということです。

【ワンポイント・メモ】三鷹市女性交流室でも相談ができるよ

一時保育
要件にかかわらず一時的に保育ができない場合、利用できる託児サービス。
対象年齢は生後3ヶ月から
小学校就学前の児童
Q: まずは、登録手続きについて教えてください。
A: 登録手続きは窓口のみで行います。
必要書類を持参の上、来所してください。必要書類は、「母子健康手帳」、「健康保険証」(マル乳含む)、「印鑑」、「写真」(本人と保護者分)、受診していれば「健康診断書」も添えてください。必要書類は、写真を除いてすべて当日お返しします。

Q: 「写真」は証明写真でないとダメですか?
A: スナップで構いませんよ。というか、顔がはっきり確認できるならスナップの方がいいくらいです。親子でうつっている1枚写真でもOKですよ

Q: どのような場合に一時保育を利用できるんですか?世田谷の一時保育は、利用についてかなり厳しい要件をもうけてますよね?
A: 要件はもうけていません。美容院に行きたいから、夫婦の時間を持ちたいから、そんな理由で利用してもらっていいんですよ。自分らしく子育てできる手段として、たくさんの人に利用してほしい、という理由から、要件はあえてもうけていないんです。

Q: なるほど、世田谷の一時保育は無料ですが、要件を問わないかわりにこちらは有料にしたってかんじなんでしょうか?
A: 有料か無料かでは悩みましたけど、質の良いきちんとしたサービスを提供してゆくために、あえて有料にしました。金額設定も、競合の託児施設をあっぱくしないギリギリの線で設定しました。みなさんに満足のゆくサービスを十分提供していけると思いますよ。

Q: たとえば、どんな点がアピールポイントですか?
A: 保育士さんもとても熱心にやってくれてますし、他にも、例えば食事は食物アレルギーの子の除去食にも対応します。何品までという制限なしに、管理栄養士が全対応しますから、アレルギーのあるお子さんもぜひ利用して下さい。相談にものりますよ。

Q: 市営の一時保育だから、保育士さんは三鷹市の職員なんですよね?
A: 運営は、「駅前保育園」と同様、社会福祉法人ユーカリ福祉会に委託しているので、保育士さんもそちらの職員の方たちです。もちろん、一時保育室の専任保育士さんがちゃんといますよ。

Q: そうすると、万一、事故など発生した場合、保険とかどうなるんでしょう?
A: 保険は、三鷹市が、その他の市立保育園や家庭支援センターの施設、イベントなどを対象に一括でかけていますから、心配はいりませんよ。



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