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今年は、平均年齢が下がりました!!
2023年1月31日
毎日寒いですが、家の花壇に植えたラナンキュラスが咲き始めています。水仙も家のは開花が遅いのですが、もう少しというところ。もうすぐ春ですね!
さて、1月17日から、第7回家庭訪問型子育て支援者養成講座がスタートしています。
7回目というのが、何とも信じられない思いでいっぱいですが、続ける事の大切さを感じています。当初海の物とも山の物ともつかない活動に賛同してご協力いただいた方々には今更ながら頭が下がります。
行政担当者の方々には、講座講師のお願いなど、けっこうムチャぶりをしていたのでは?と今頃思っていますが、利用者もボランティア希望者も増え、継続、維持できていることが、恩返しになるのかもしれません。
今年は10名の受講生の平均年齢が10歳ほど若くなっているということが嬉しくもあり、今後が楽しみです。
コロナが落ち着いてきたこの頃、このコロナ禍でさらに進んだ出生率の低下を何とかしようと、子ども家庭庁の新設やら、伴走型子育て支援策等々、少子化対策の話題で新聞テレビがにぎわっています。
ここ20年以上、子育て支援策の流れを見て来た身としては、根本的な日本社会の意識変化がない限り、給付金云々ではね~と思ってしまいます。
ホームスタートも始めた当初は、専業主婦の方、育休中の方の利用が多かったのですが、最近では、仕事復帰後の方からの利用希望も多くなりました。
帰宅後の、夕飯、お風呂、寝かしつけの時間に居てほしい、週末ワンオペになるので、一緒に公園などに行ってほしいなどなど・・・
ふと、図書館で見つけた本、『なぜ共働きも専業もしんどいのか~主婦がいないと回らない構造』中野円佳著
を読んでいる最中ですが、納得することばかりです。
仕事も、子育ても頑張れという社会の動きに、子育てコンビニ会員の水無田気流さんの「日本女性超人化計画」という言葉を思い出します。頑張る日本女性に目に見えないしわ寄せがたくさんあることにもっと気づいて欲しいものです。
選択肢の多い、多様性が認められる社会にはなってきていますので、仕事と家庭のバランス、正解はないし、どうなるのが良いのかは、自分たちで考えて決めていけるようになれると良いですね。
ホームスタートは、ママや時にはパパのお話を聴いたり、一緒に子どもと遊んだり、家事をしたりする活動です。少しでも孤立感が解消され、元気になっていただけるといいなと思いながらビジターの皆さんと日々訪問活動を続けています。とにかく不安に思うことなどを言葉にして話すことは大切ですね。
蝋梅があちらこちらで見られます。梅の香りの中、自転車を走らせて、今日も朝から養成講座に向かいます。
家庭訪問型子育て支援者養成講座は、全7回、約40時間の研修です。この研修を修了した方が、ビジターとして子育て中のご家庭を訪問しています。