三鷹市総合保健センターの
母親学級はこんなところ!


三鷹市総合保健センターの母親学級におじゃましました!
三鷹市総合保健センターでは、毎月母親学級両親学級が開催されています(受講料無料)。母親学級は全2回の講座です。妊娠16週から参加できるこの講座を見学させていただきました!
講座は予約制で、対象は初めての妊娠のママです。16〜32週の受講がオススメだそうです。
一日目は、歯のお話と、妊婦体操や呼吸法の練習。
二日目は、赤ちゃん誕生のビデオを見た後、妊娠中の体のケアや赤ちゃんのお世話のしかたなどを習います。
今回は二日目を中心に見学させていただきました。

1回の講座は約3時間。母子手帳を預けて(受講修了のスタンプがもらえます♪)受付。
お友達づくりに役立つように、地域別で4つのグループ(1グループ6〜8人ぐらい)に分かれるように席が決められています。
「妊娠中はトイレも近くなるし、のども渇きやすくなるので、自由に席を立ってくださいね」という、優しい配慮がうれし〜♪冷たいハーブティーとほうじ茶が用意されていました。

さて一日目
最初のプログラムは、歯のお話です。
市内の歯医者さんが妊娠中の歯のケアや、赤ちゃんの歯のお手入れや状態について、スライドをまじえながら詳しくお話してくださいます。質問なども受け付けてくれますよ。
歯のケア、といえば、保健センターでは、「プレママのお口の健診」という講習会があり、妊婦さんならどなたでも参加できるそうです。

後半は、参加者同士コミュニケーションをとる時間と、それから、マタニティエクササイズや呼吸法などについて、実際にやってみます!
まずはマタニティエクササイズ。妊娠期にやっておくとよい運動です。みんなで練習します♪


こちらは陣痛が来たときに
パパにさすってもらう所を習っているところです。
最近は出産に立ち会うパパさんも増えているようですが、パパの支えはやっぱり心強いですよね〜。

そして、出産時に使ういきみのときの練習。グループで輪になり、呼吸法で皆の気持ちをひとつにしてする練習方法です。
母親学級は安定期に入ってからの受講をすすめられていますが、確かにあんまり早くに参加してしまうと覚えたことを忘れてしまうかも・・・(^。^;)
そのへんを踏まえての予定立てがよいかもしれませんね。これは私の個人的な意見ですが・・・。
ただ、予約制で、一ヶ月に一回の開催なので、余裕を持って申し込まれたほうがいいと思います!その辺は、保健センターに相談してください!


そして二週間後が二日目の講習です。
二日目の最初のプログラムはビデオ鑑賞
赤ちゃんとこのすばらしい命」というタイトルの、赤ちゃん誕生のビデオを皆で見ます。赤ちゃんが生まれてくるところは、ウルウルっときちゃいます・・・。
と、盛り上がったところで、次は、おっぱいのケアについて習います。

出産後の母乳育児のために、妊娠期にできることや器具について教えていただきます。
まずは母乳育児のメリットについて、グループで話し合い、それから、マッサージなどの実技を習います。
講師は「助産師さんに質問!」でおなじみの浅井先生。リアルなおっぱいの模型(?)をつけての解説。わかりやす〜い!!受講者は、ひとつずつの方法を指を使ってゆっくりと練習します。
『ち(血)』がふたつで『ちち(乳)』でしょ〜?だから(出産後)おっぱいにいいのは血液によいものですよ〜。」と浅井先生。 (⌒^⌒)b ナルホド!母乳には、鉄分の多いもの、それから青菜・根菜がすごく良いそうですよ!

さてさて、自分のカラダのことについて学んだあとは、赤ちゃんのお世話のしかたを習います!
指導してくださる助産師の江口先生も2月に出産を控えた妊婦さん。
オムツの替え方(布と紙)・使用済みオムツの片付け方、それから、3種類の授乳の仕方+ゲップの出し方を見せていただきます。
江口先生のデモンストレーションを見たあとは、グループごとに練習です!

この人形、本物の赤ちゃんのようにできているんですよ〜。抱っこするとずっしり重いのです。

受講者の皆さんも、その人形を使って練習します。皆さん苦戦中!!

あ〜でもないこ〜でもない、ここはこう?これでいいの?とグループで助け合いながらの練習は楽しそうでしたよ♪

その間、助産師さんがグループ間を回り、助けてくれます。また、気にかかっていることや、わからなかったこと、手を挙げて質問するのがためらわれる細かいことなども気軽に質問できます。

途中、セルフサービスのお茶を飲んだりしながら練習を終えると、最後は、出産後の市のサービスなどについての説明です。資料もいろいろといただけるので便利です。

子育てコンビニも紹介していただきました〜\(^_^)/

あと、震災についてのお話もありました。地震のときに赤ちゃんがいる家庭で用意するべきものについても教えていただきました。市でも赤ちゃんのいる家庭用に準備があるそうなのですが、それが市民に行き渡るまでの間(およそ3日間)は自分達でなんとかしなければいけません。

古いタイプのおんぶひもが便利です。」とか「サンプルでもらった粉ミルク(小さいパックになっている)を置いておくと便利」「ミルクをあたためるためにインスタントカイロが使える」というようなお話しをうかがいました。
子育てコンビニでも赤ちゃんのいる家庭の防災についての特集がありましたので参考にしてみてくださいね!

1時から4時までという長い講座でしたが、内容は盛りだくさんであっという間!!今日からすぐに始めるマッサージなどもあり、赤ちゃんを迎える気持ちの準備がいっそう確実になったのでは?

三鷹市総合保健センターの母親学級は、予約制で、月一回2日間(火曜日)午後に行われています。
ママ友つくりにも役立ちますし、妊娠中・出産後に役立つ情報も入手できるので、受講をオススメします!

お問い合わせは、三鷹市総合保健センターへ。

三鷹市総合保健センター
電話 0422−46−3254
FAX 0422−46−4827
開館時間:午前8時30分〜午後5時

reported by ryuryu

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2007年10月号