南仏だより

その3
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早いもので、こちらに来て今週で1ヶ月になります。最近では出かけた先からヴィルフランシュのバス停にもどると「あ〜帰ってきた」とほっとできるようになりました。 　またバス停脇にある公園で貴慶を通してもお母さん同士の友達も沢山できました。 ■貴慶と私の友達 そんなお母さん友達のなかにポルトガル系フランス人のサンドラがいます。彼女は一番最初に私に公園で話し掛けてくれ、会うたびにほかのお母さん（たまにお父さん）に紹介してくれました。そのお陰ですっかり貴慶も私も多くの人と顔なじみになることができ、出かけた帰りにでもほぼ毎日公園に立ち寄りお話をして、貴慶を遊ばせています 私と貴慶＆サンドラと子供（左6歳、右1歳半）

●パンパーニャ（ニース風サンドイッチ） パンパーニャといって丸いバゲット（フランスパン）に、サラダ、卵、黒オリーブ、ツナ、トマト、たまねぎが入っていてバゲットにはたっぷりとオリーブオイルがかかっています。このオリーブオイルがバゲットを適度にやわらかくしてくれて食べやすくとってもおいしいです！1つ4ユーロ・約500円が相場です。かなりのボリュームです。 ●　ゾッカ ヒヨコ豆をすりつぶしたものをクレープみたいに焼いてあるもの。 半径15センチくらいの大きさが1人前・2ユーロ・約250円が程度です。薄い塩味が後を引きます。 ニースにあるゾッカの有名なお店では昼過ぎると長蛇の列です。

■　日本からのお客さま　と　貴慶との関係について（。。。チョットだけ感じたこと） 　今月22日に中野が2泊4日でこちらに来る予定です。またその前日21日から1週間大学時代のお友達、12月6日から4日間友人夫婦、13日から大学時代のお友達、そして今月30日には1泊か2泊の予定で会社に勤めていたときからの親しい先輩のお友達（会ったことは未だないのですが、近くまで旅行で来ていると言うのでお誘いしました）がくることになっています。いままで貴慶とふたりっきりの1ヶ月だったので、とてもたのしみにしています。 　日本に居るときの「私と貴慶の関係」というのは、中野はもちろんのこと、実家の両親や、貴慶を通してのお母さん同士の友達、仕事中はベビーシッターさん、をはじめ本当にホントに多くの強力なサポートが常にある中で成り立っていました。こちらにきて益々それを強く感じています。今回のように朝から晩までずっと貴慶と一緒というのは良く考えると初めてです、しかもふたりっきりで。

最近自分の意志、自我が一段とはっきり出始めてきている貴慶です。なんだか以前とちがうと思うような行動をとることもしばしばあり、正直を言うと困ってしまうことも多くなり、私自身がすこし凹んでしまったこともありました。でもお友達や中野が来るということが決まったり、お友達ができたりして、凹んでいる場合ではないですね。それにこの海の色空の色のもとで凹んでいては、せっかくの景色に失礼ですね。きっと自我がでてきて彼も彼なりに成長している証拠、せっかく親子ふたりで密着できる、あっという間に大きくなって一瞬にして過ぎてしまう今の貴重な時期。十二分に密着して二人の良い関係を築いていけたら良いなと思います。 　では日本もだいぶ寒くなってきているようです、くれぐれもお風邪など引かぬように。 　南仏より暖かい風を少しばかり同封します。 まさき

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