|
15、【スーパーボディへの立ち姿】 |
(写真は、クリックすると大きい画像でご覧いただけます)
|
足元の@からCの耳たぶまでが一直線に立つのが理想です。
足元から整えていくといいでしょう。
@ |
踵(かかと)と親指をくっつけ、つま先よりもやや踵(かかと)の方に重心を乗せる。 |
A |
お腹を凹ませる。凹ませる事で身体の耐震強度を強くし、骨盤(恥骨〜へそ)が床と垂直になるように起こしお尻をプリッと持ち上げる。 |
B |
ブラウスの袖のしわを伸ばすように肩と肩甲骨をお尻に引きずり下ろす。
左右の肋骨を軽く閉じるようにすると横から見たラインがスッキリ。 |
C |
顎を引き後頭部を軽く壁に押し付けるようなイメージ。 |
|
|
|
こんな立ち方はNG!!
・ |
常に骨盤の幅よりも足を開いて立っている。 |
・ |
お腹を前に突き出し、その上に赤ちゃんを乗せている。 |
・ |
背中が丸まり重心が下に落ちている。 |
・ |
顔を前に突き出している。 |
骨盤が後ろに倒れ上半身の重み全てを腰に乗せてしまっていますね。これではまるで老婆のようです。
実際に通常の骨盤は前方傾斜角度が30°に対し、高齢者は20°まで浅くなり、逆に妊娠時は約40°まで前に傾いています。私たちの姿勢は「骨盤の姿勢」がほとんどの原因になっていると言えます。まずは骨盤を起こし身体の部品を中央ラインにまとめましょう。 |
|
|
赤ちゃんを抱っこする時は丁度げっぷをさせる時のようになるべく高い位置で、しっかり自分の近くに抱くと良いでしょう。
キッチンに立つ時や洗濯物を干す時など、チャンスは意外にたくさんあります。
不用意に骨盤をNGのようにして腰痛などを引き起こさないように気をつけたいですね。 |
16、【スーパーボディへの歩き方】 |
|
@ |
踵から踏み込み「土踏まず」を通り親指に抜ける。
膝と膝が軽く擦れるような感覚で道の白線を目安にして歩くとGood。 |
A |
お尻の付け根にシワが一本入るくらいググッと身体を前に運ぶ。足が身体の正中線(垂直ライン)より後ろに行く事が最大のポイント!! |
B |
肘も足と同様に身体のラインよりも後ろに引く事で上半身のシェイプアップや肩こり解消、母乳の促進、リズムカルに歩けるなどメリットが満載。 |
|
|
|
|
こんな歩き方はNG!!
@ |
足の裏全体で踏み込み、足を開いて歩いているので上半身の重みが足の外側に加わってしまっている。これでは小尻を狙うどころか「下半身どっしり太り」を助長させたりO脚の原因にも。 |
A |
骨盤が後ろに倒れてしまっている為、足が身体の正中線より後ろに押し出す事ができず歩幅も小さい。お尻の筋肉が充分に動かすことができずに小尻効果も薄い。 |
B |
上半身が骨盤に寄りかかり、腕は反動で振られるだけ。 |
|
|
|
スリングやだっこ紐でお散歩する時はなるべく上の方に引き上げて赤ちゃんがブラブラしないように身体に密着させましょう。
骨盤に赤ちゃんを乗せるのではなく、お腹を凹ませ腹筋の力で身体を真っ直ぐに保ち全身で赤ちゃんを支えます。
ベビーカー使用の時は、逆にベビーカーに寄りかかりやすいので、例えばお腹にベビーカーのハンドルが付いているイメージで歩くと大きくグングン歩けますね。 |
メリット盛りだくさん「産後ウォーキング」 |
Q、 |
【なぜ骨盤(お尻)を引き締めるのにウォーキングがいいの?】 |
A, |
『産後にお尻が大きくなった』『腿が張っている気がする』。その原因は15、【スーパーボディへの立ち姿】のA大転子の位置が出産によって骨盤が開き、通常より外側にずれているからなのです。
そこで正しいウォーキングをすることで、大転子のある股関節周辺の筋肉や腹筋群、骨盤底筋群を総動員し協同で元の骨格に引き戻してくれるのです。
産後ウォーキングはペースや運動量を体調に合わせて調節できるお手軽エクササイズですね。
その他、産後ウォーキングは脂肪燃焼効果、便秘・むくみ解消、腹筋力UP、子育て体力UP、ストレス解消などメリットが盛り沢山!! これからもステキなママでい続ける為に身近にできる事から続けていきたいですね。 |
Q、 |
【いつからやっていいの?】 |
A, |
産後の一ヶ月検診後、体調のいい日から始めましょう。
産後の経過は人それぞれですから、体調が良ければ早めに身体を動かし始め、体調が思わしくない時は、今後の体の事を考え無理のないようにしましょう。 |
Q、 |
【どれくらい歩けばいいの?】 |
A, |
1日20分から始め40〜50分くらいを目安になるべく毎日行いましょう。10分くらいずつ休憩を入れながら行ったり季節や天候によっても調節して無理なく続けられるようにしたいですね。 |
|
|
|