「キッチンは極力(・・)出入り自由に」の結果になるとも思いますが、例えば、出来上がったお惣菜を見て、どんな食材から作られているのかがわかる、ある食事を食べて、何が不足しているのかがわかる人になって欲しい。そのために、いろいろな料理の過程を見せるようにしているのですが、調味料など、ぱっと見ても使った食材がわからないものも、何から作られているのか、どのグループの食材が含まれているのかを、しってもらうため、出来る範囲で、素材からの食品加工にもチャレンジしています。ご紹介する4つのレシピは、ほとんどが、保存のきく乾物を利用した、ひたすら煮るだけ、簡単だけど時間のかかる料理なので、突然、二人揃って昼寝したときなどに、ここぞとばかりに下準備をします。下準備が出来れば、後は夕飯支度と同時進行で煮込み作業は進められます。 |
その1 | 「手作りケチャップ」おすすめレシピA |
その2 | 「手作り豆乳&豆腐」おすすめレシピB |
その3 | 「手作りあんこ」おすすめレシピC |
その4 | 「季節のシロップ&手作りジャム」おすすめレシピD |
|
旬の果物をシロップとジャムにして、季節ごとに楽しんでいます。
他にもいろいろな果物で作れますが、我が家で作っているのはこんな感じ。イチバン人気は「プラム」です。 |
次男は、野菜があまり好きではありません。とにかくなんでも口に入れてみる長男と違い、まずじっと見つめてから、好きなものだけ口に入れるので、野菜を食べさせるのは一苦労です。次第に、努力することを忘れ、次男には決まった野菜しか取り分けなくなっていたのですが、ある時、母や兄の食べているきゅうり料理をじーっと見つめていることに気づき、試しに少し食べさせてみたところ、もりもり食べるではないですか!!そんな経験が2,3度続き「食べる姿を見せること」「何でも試しに食べさせてみること」の大切さを実感したのです。実家に帰った際に、おばあちゃんの料理をパクパクと食べていた経験はありませんか?たまには違った作り手の味を食べさせることも、食べ物の範囲が広がっていいと思います。よそのお宅で「うちの子コレは食べないんですよ〜」と言って、せっかくの食育チャンスを逃してませんか? |
|
きゅうり ・・・ 1本 / 塩 ・・・ ひとつまみ / 昆布(つぶ状) ・・・ ひとつまみ / かつお節 ・・・ ひとつまみ ◇作り方 [1]きゅうりを0.5cm幅くらいの輪切りにして、塩、昆布、かつお節をまぶします。 [2]しばらくおいて、水気を切ったら出来上がり |
|
きゅうり ・・・ 1本 / マヨネーズ ・・・ 大さじ1くらい (牛乳で薄くのばすとつけすぎ予防に) ◇作り方 [1]3等分くらいにしたきゅうりを、さらにスティック上に縦4〜6等分に切る。 [2]マヨネーズを添えて出来上がり。 ・・・・・公表するほどのレシピではないですね^_^;) |
コンビニやファーストフードを利用する場合はどんなとき?お金がないとき?時間がないとき?作るのが面倒なとき? 我が家が利用する場合は、時間がないときと作るのが面倒なときです。しかし、この手軽さに、子供も親も慣れてしまうと、いろいろ問題があると思うので、利用ルールを決めました。 我が家の場合は 「コンビニもしくはファーストフード・ファミレスの利用は週に1回だけ」 週に1回というルールは家庭によって「多すぎる!少なすぎ!」と、感覚が異なることでしょう。大切なのは「日常の食事として定着させない頻度にする」ということ。ちょっと頑張ってセーブしていると感じる頻度を、各家庭で設定すると良いでしょう。ちなみに、我が家では週1回のルールをオーバーした場合、その分、翌週は我慢すると言う風に、ルールの持ち越しをしています。 「極力、野菜料理を選ぶ」 野菜料理をプラスすると割高になってしまいます。つまり「お金がない」と言う理由でこれらを利用する場合、このルールは適用できません。しかし、野菜不足は確実ですので、前後の食事で、補う努力は必要だと思います。 |
||||
|
ありきたりなことで、どのお宅でもやっていることだと思いますが、やはり野菜でも、旬の時期の方が、栄養価が高いですし、それぞれの行事で出される料理には、いろいろな意味があって、それを子供と考えながら作るのも楽しいひとときです。 ※おすすめ書籍 「bon merci!(ボンメルシィ)little」 ベネッセコーポレーション とても現実的な食情報が満載。子供の食育ってよくわからない。どうやったらいいの?という方にもおすすめ。季節感ある付録は、子供と一緒に料理をする良いきっかけにもなっています。小学生の子供を持つ親用にschool版もあります。 |